ステディカム自作

fdms504

2011年12月17日 21:15

ステディカム(商品名みたいですが)をご存知ですか?
先日YouTubeでこのビデオを見てすごく興味が湧きました。

素人による撮影ですが、画面がほとんどぶれません。

その秘密は、ステディカムマーリンなるアイテムを使用しているから。
私も欲しいと思い、価格を調べてみると、なんと価格コムでも72,000円もしているでは有りませんか!!
これだと、こないだ買ったビデオカメラがほぼ2台買えてしまうお値段。

他に類似品はと探しましたが、手が届く所でステディカムと同様の機能が有るのは、manfrotto マルチ・ビデオスタビライザーぐらいでした。
これなら1万円弱で買えるのですが、私には今一ビビッと来なかったので、「ポチッ」しませんでした。
なら、自分で作ってみようと言う事で作成に取りかかりました。

同じ様に自作されている方のブログ等を参考に買った材料はこれ

SLIKのミニ三脚:1000円
曲げ板小:210円×2=420円
曲げ板中:295円
マグネットクリップ:198円
ボルトナット少々:約100円
合計:約2000円です。

少々物足りない感じですが、取付けるビデオカメラはこないだ買ったパナソニックのHDC-TM85だけなので、なるべく重たくしたく無かった為、こんな感じにしました。

作成する上で一番悩んだのがカメラの固定方法と、三脚のピポット部の固定方法。考えに考えた末、今回はやっぱり三脚のネジで板を挟んで直接カメラを取付ける事にしました。(上手く行かなかったら別案を考えます)


その為には、板を挟むので三脚のネジ部を長くしないと、カメラをしっかり固定出来ません。なので三脚のネジ部に付いているゴムを取り外し、そのゴムを取り囲む様になっている外輪山の部分をヤスリで削り落とし、実質ネジの長さを約1.5mm長くしました。


ちょうど購入した曲げ板の厚みが1.5mmなので、
カメラへのネジかかり代は変わりません。

で実際作ったのがこれ。


写真では手首の角度がまちまちなのに、カメラは常に水平を保っています。
三脚のカメラ固定用のネジを、これでは緩めて使い、ちょうどピポットの役目をしています。

バランスを取る重りはカメラの角度のセッティングで自由度が必要なので、マグネットクリップに重りを少し挟み取付けました。

こうする事で、カメラの角度を簡単に調整出来ます。
(アイボルトはウエイト調整用に付けているだけで、特に意味はありません)

で、どんな映像が撮れるの??って所ですが、まだ撮影出来ていません。
撮影出来たら動画アップしますのでお楽しみに。

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